面白建築研究会 3回目(3月24日)

3月24日に実施された面白建築研究会の3回目の活動日。
1回目のギャラリートーク、2回目のまち歩きを経て、いよいよ研究成果の発表です。

どのように見せるのが一番効果的か、部員の皆さんと話し合いながらアウトプットの方法を探します。

ポップアップのような形式にすればいいのでは、建物の形に紙を切って地図の上に立ててみては、など色々な意見が飛び交います。試しにつくってみようとしたところ、つくるのに時間がかかり過ぎて、肝心の面白建築の発表までたどり着けない予感。少し方向転換して、机の上に置いた地図と壁に貼った面白建築シートを結びつけることに。そこで、まずはそれぞれの琴線に触れた面白建築について、言葉やイラストや写真を使いながらシートに綴っていきました。「原色アパートメント」「素材が多すぎる家」「何年かかるとこうなるの」など、工夫を凝らした題名が並びます。

一通り書き終えたらディスプレイ。面白ポイントに応じて「見た目のインパクト」「歴史の重み」「オブジェ・ディテール」の3タイプに分類し、それぞれ赤・青・黄の糸で壁に貼られたシートと地図上のピンを結んでいきます。完成してみると、面白い立体地図がひとまず仕上がりました。これで、面白建築研究会の活動は一区切りですが、地図はまだまだ成長中。カフェにいらっしゃった皆さんの手によって、少しずつ面白建築情報が追加されているようです。もしよろしければ、とっておきの面白建築を教えてください。

(文:市川寛也)

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