「推薦図書館」のための本選び
2014年2月27日。本日はあいにくのお天気でしたが、予定どおり、高校生ウィークのカフェ開場内に設置される「推薦図書館」の本選びを行いました。
昨年の仮設喫茶「基礎工事」では、これまで水戸芸術館のスタッフを中心行ってきた仕事のいくつかを、高校生や大学生などのボランティアに開いていく試みを行ってきましたが、「推薦図書館」の本選びもそのひとつ。
昨年に引き続き、今年も茨城県内の大学から来た大学生の皆さんと水戸芸術館のスタッフなど、計5名のチームで本を選びました。
まず、水戸芸術館のボランティア室で、今年の「高校生ウィーク」のチラシを眺めながら、今年のプログラム内容を確認。
「カフェに来る高校生たちが興味を持ってくれる本ってなんだろう?」
「どんな本を選んだら、ワークショップやブカツに参加する人たちが興味を持ってくれるだろう?」…などなど、本を実際に選んでいくための視点を考えながら、イメージを膨らませていせたのち、全員そろって、水戸市立図書館へ。「推薦図書館」の本のうち、300冊は、水戸市立図書館の地下書庫からお借りしています。
地下書庫に入ると、「わぁっ!」という声。本好きにはたまらない空間なのです!
ふだんは入ることすらできない場所なので、感動もひとしお。
司書の方の説明を聞いたのちに、5人で手分けをして、300冊の本を選んでいきます。
はじめは、「こんな本でも良いのかしら?」と躊躇しつつ選んでいたはずのメンバーも、中盤をすぎると「あれも面白そう」「これもいいかも!」と、たくさんの本を選びたくなってくるのが不思議です。
最終的にみんなが選んだ本は、なんと340冊!
今年は、また昨年とは異なる面白いラインナップになりました。
今回選んだ本は、高校生ウィーク期間中、「推薦図書館」のコーナーに設置されます。
5人のメンバーそれぞれの「おすすめ」があふれたラインナップになっておりますので、皆さんぜひ、カフェ会場を訪れた際には、「推薦図書館」のコーナーものぞいてみてくださいね!
(石田喜美)
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